コーチ臼井優樹@ユザックです。
一流のコーチ達もなかなか難しいと言う
『夫婦間のコーチング』。ちょっとした工夫をしながら進めていくと、効果はありそうです。
特に、未来像を明確化する過程で、お互いの想いを共有することは、とても役に立っています。
例えば、先週の木曜日の二人の会話です。
夫:ちょっと時間があるからコーチングしてくれない?何年かのうちにしたいことについて、話したいんだけどいいかな?それと、よかったら同じテーマで君も話してみない?よければ最初に、僕がコーチ役で君のことを聞くよ。その次に僕のことって感じで交代してコーチしてくれない?妻:おもしろそう!いいね。夫:僕はここ何年かで、海外に行ってみたいと思ってるんだけど、君は何年かのうちにしたいことって何?(ここで、自分の考えも言っている。僕は○○。君はどう?)
妻:私は、ほんとはリフォームがしたいんだ。夫:どんな風にリフォームしたいの?妻:ダイニングをカフェっぽくして・・・(略)。夫:いいねそれ!他にどんなアイデアがあるの?妻:ちょっとしたクラフト(工作)スペースがあって・・・(略)夫:さっき、「ほんとは」リフォームしたいって言ってたけど、「ほんとは」ってつけたのはどうして?妻:住みながらリフォームするのは難しいかなとか、予算も難しいかなとか・・。夫:予算の問題なら、できるだけ僕も手伝うから自分たちでやるとか、日曜大工の得意な人に手伝ってもらうとか、何かの出費を我慢して減らしてやっぱり専門家にお願いするとか、いろいろ方法はあると思うけど、どうしたいかなぁ?(選択肢のある提案、自分に出来ることの提示を盛り込んでいます。)
などなど。楽しみながら対話が続きます。
夫:話してみてどうだった?妻:勝手に「出来ない」と思い込んでたから、言ってみてよかった。それと、一緒に考えてくれてる感じはいいよね・・(略)。夫:じゃあ次に、僕の海外に行きたいってことについて、いろいろ質問してみてくれない?最終的には、まず、飾り棚と本棚を自作してみることから始めて、もっと詳しい計画を立てることになりました。僕の海外行きについても、2012年のロンドンオリンピックを目指してロンドンに長期滞在したいこと、課題が浮き彫りになりました。特に子供達の学校どうすんの・・。考えてなかった・・。
ざっと、こんなやりとりですが、どうでしょうか?
いくつか意識したポイントをご紹介します。このほかにも、機能的なスキルや工夫を思いついた方がいらっしゃいましたら、是非、ご紹介下さい。
1)お互いが実行の主体であることを意識する 通常、聞き役に徹するコーチングですが、夫婦間では、現実として共通の問題を、まさに共に解決する必要があるため、一方的な質問よりも、「自分の考えの提示」「選択肢のある提案」も大切なようです。予算の件、自分が協力できること、自分のしたいことも盛り込んで、お互いが「主体」となることがコツかもしれません。
実行するのはあなた ではなく、
実行するのは私たち のスタンスです。
2)発言量のバランスが大切 通常のコーチングでは、コーチは出来るだけ聞き役に徹しているため、発言は1〜2割程度に控えるといいとされていますが、夫婦間では、コーチ側も発言を増やすと対話が進みやすく、特に、「承認」と「選択肢のある提案」を増やすと、効果が高いように思います。具体的には、対話のバランスは7:3ぐらいで、通常のコーチングよりも多くしたほうが、流れがスムーズです。
3)お互いにコーチングしあう 「コーチとクライアントは対等」と言っても、コーチングについて詳しく知らない人には、やはりコーチには指導者的な印象があるのも事実です。どちらかが上という印象を、誤解であっても与える可能性は避けたほうがいいと思います。その意味で、夫から妻、妻から夫など片方からの コーチングは、家族の一体感を疎外しかねないので、注意が必要です。夫婦なのですから、良くも悪くも二人が「主体」です。お互いに課題はあるので、「じゃあ次は私がコーチね」と役 割を変えて試してみると、よりお互いの理解が深まると同時に、上下関係のような誤解は生まれなくなります。
4)勝手にコーチングを始めない いきなり、いわゆるコーチング的な対話を始めると、違和感たっぷりです。「急に質問ばかりしだして、自分のことは話さない」といった、通常の会話としては不自然な状態になるので、「コーチングしてみない?」と聞いて、「同意を得た上で」始めたほうが良いようです。また、上記3)を踏まえ、「コーチングしてくれない?お礼にコーチングするから」が理想的です。
5)簡単な質問集を用意する コーチングに慣れていない相手にコーチ役をしてもらう時は、コーチングフローに沿った10個ぐらいの質問集を渡しておくと、スムーズに進みますよ!慣れてきたら自由に質問してもらうと楽しいです。
例えば、
今、したいと思っていて、できてないことは?
どうなれば理想的?
実行できない理由は?
実行するには、誰のどんな協力が必要?
いつまでにする?
気づきや感想を聞かせて?
こんな感じでもOKでした。
いかがでしたか?
今後も、夫婦間のコーチングについては、考えていきたいと思っていますので、お気づきの点、アイデア、工夫できることなど、コメントをいただけるとうれしいです。特に、夫婦間でのコーチングがうまくいっているという方!是非、工夫していることをお聞かせください!!
○●○ 今日の一言 ○●○
『対等であり続けることを強く意識すれば夫婦間コーチングは機能する!』
会話量のバランスも、相互コーチングの工夫も、勝手にコーチングを始めないことも、全て、相手を尊重して一方的でない、対等であるような工夫です。
是非、アイデア、工夫についてのコメントをお聞かせ下さい!夫婦間のコーチングは家庭を明るくしますよ!
いつも大変興味深く読ませていただいています。
夫婦間のコーチング、とっても参考になりました。
実際の会話を書いていただいていると、どうすれば
いいか良く分かりますね!
実は、ちょっとアイデア拝借しました。↓
http://maru-coach.jugem.jp/?eid=217#comments
「いつも対等」このスタンスで、自然にお互いに
サポートし合える関係になれるのですね!
お二人とも思いやりを持っておられる様子がうらやましい!
夫婦でのコーチング、新しい領域かも、ですね。
私も挑戦してみよう(汗)
我が家も実践してみて、気付いたことをコメントさせて
頂きます〜。
ところで、お部屋のお片づけは順調でしょうか…?(笑)